過去のChrome(76.xxまで)だと、そのポップアップ内に許可するチェックボックスがあって、チェックしておけば以後、確認ポップアップが出ない仕組みでした。が、
Chromeのバージョンアップ(77.xxx以降)でセキュリティポリシーに変更があり
外部プロトコル起動の確認ポップアップでの実行許可チェックボックスがなくなりました。
つまり、ブラウザから外部プログラムを起動する際は必ず確認ポップアップが表示される。ということになります。
難儀なことに、ブラウザーの設定でホワイトリスト(許可リスト)の項目がないので
一般ユーザーは必ずポップアップを確認しないといけない事になります。
ですが、Chromeの設定ファイルを修正することでポップアップを表示しないように
出来るのでその方法を書いておきます。
※動作確認は バージョン: 79.0.3945.130(Official Build) (64 ビット)
で行っていますが、Chromeのポリシーに則した修正でないかもしれないので
今後も使えるかどうかはわかりません。
修正するファイルはChromeの設定ファイルで
Preferences
格納場所は
c:\Users\[ユーザー名]\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default
で、修正内容は外部プロトコルの設定なので、ngmは常に許可の状態にします。
protection":{"macs":{}},"safebrowsing
と書いてある箇所を以下の通りに修正します。
protection":{"macs":{}},"protocol_handler":{"excluded_schemes":{"ngmj":false}},"safebrowsing
※修正するときはChromeは必ず閉じておいてください。
※修正後Chromeを起動した際に、復元しますか?と聞かれたらキャンセルしてください。
以下は修正用のバッチファイルです。
コピペしてバッチファイルとして保存後、DOS窓を開いて
バッチを実行すれば、修正してくれます。
echo off
echo ngmの外部プロトコル対応
set BEFORE_STRING="protection":{"macs":{}},"safebrowsing"
set AFTER_STRING="protection":{"macs":{}},"protocol_handler":{"excluded_schemes":{"ngmj":false}},"safebrowsing"
set INPUT_FILE ="%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data\Default\Preferences.bak"
set OUTPUT_FILE="%LOCALAPPDATA%\Google\Chrome\User Data\Default\Preferences"
copy %OUTPUT_FILE% %INPUT_FILE%
setlocal enabledelayedexpansion
for /f "delims=" %%a in (%INPUT_FILE%) do (
set line=%%a
echo !line:%BEFORE_STRING%=%AFTER_STRING%!>>%OUTPUT_FILE%
)
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